ハガキが導く“めぐり合わせた運命”にひとりの父親が立ち向かう! 2018年の千葉県のとある街で小学校の教員として働く戸河桃弥。家族を大事にする“平凡”な良きお父さん。長男・逢生の退院を新居で妻・小春とお祝いするなど小さくも温かな幸せを噛みしめていた。 だがそんなある日、1通のハガキが彼の元に届けられる。そのハガキが“平凡”だった彼の日常を不穏当なものへと変貌させていくのだった……。 消えゆくものは 消えゆくまま、なのか…? 『僕だけがいない街』の著者が描く“めぐり合わせた運命”に立ち向かう物語、開幕!!